博多百年蔵ブログ

[写真]博多百年蔵ブログ

お酒で咲かそう、暮らしの花(百年蔵のご紹介 編)

心をこめてつくったお酒を当社の命とするのならば、酒蔵はその母です。今回は「百年蔵」の愛称でも親しまれている酒蔵のご紹介をさせていただきます。

博多百年蔵 外観

福岡の歴史を遡りますと戦国から江戸時代にかけて名を馳せた黒田家へ結びつきます。黒田官兵衛はNHK大河ドラマでも取り上げられたので、ご記憶の方も多いかと思います。石蔵家はもとは播磨国の石蔵村の出身で、この黒田官兵衛に仕えていました。

徳川家康公から関ヶ原の戦いをたたえられた黒田官兵衛と嫡男・長政は、筑前福岡藩主の命を受け姫路から博多へやって参りました。これに伴い石蔵家も博多へ渡り、廻船問屋(海運業)などを経たあと、江戸後期になって酒造りを始めました。

黒田如水像 ※福岡市博物館蔵

国登録有形文化財にも指定されている現在の蔵は、1870(明治3)年に建築された第二酒造場にあたります。
補修や改装を重ねてはいますが、大きな梁や柱、壁、階段などは建築当時のままに残っています。特色としては高い天井と、今では見られることが少なくなった漆喰の壁でしょう。酒造りには製造や貯蔵の過程で大きな桶が必要とされます。天井はそれらが十分に作用するための高さを誇っています。また酒造りには一定の気温であることが欠かせませんが、漆喰の壁は湿度の調節のほか、断熱にも優れているという面もあります。蔵は酒造りの機能の一旦を担っているのです。

大きな梁や漆喰の壁が一望できるエントランス

場内の直売所は以前の貯蔵庫にあたり、桶やタンクを置いていました。レジカウンターの奥にある太い棒はお酒を搾るために使われていたハネ木です。ほかにも酒造りのために利用していた箇所はたくさんありますので、少し紹介いたします。

製造直売所にある ハネ木

年間約100組もの披露宴が行なわれている百年蔵ホールは、以前は米を磨く精米所や瓶詰めした商品を置く製品庫として利用されていました。高い天井ぎりぎりまでお酒が積まれていたということだから驚きです。

百年蔵ホール( 旧:精米所・製品庫)

また、製造直売所に入った右側の壱番蔵はお米を洗う洗い場、お米を蒸す釜場でした。外観から見える大きな煙突はこの壱番蔵につながっており、米を蒸す際の蒸気が出ていました。

壱番蔵(旧:米洗い場・釜場)

そして、皆様が通られる中庭。こちらでは瓶詰めが行なわれていました。真ん中の小さな煙突と釜についてよくお尋ねがありますが、こちらは酒造用具を煮沸殺菌するためのものでした。

中庭(旧:瓶詰場)

 

皆様に愛される酒蔵ですが2011年秋に漏電による火災事故が発生しました。お酒の神様が味方してくれたのでしょう、損害は少なく、大きな梁など残された骨組みをいかして再建し、かつての風景を残すことができています。

日本酒により親しんでもらうこと、地域の方とのふれあいの場を作りたいという想いで蔵の一部を公開してから、およそ20年が経ちました。この時間を重ねた建物のなかで催される婚礼パーティや宴会は思い出深い特別なものになると、有難いお言葉をたくさん頂戴しております。

また最近では、新型コロナ感染拡大防止の観点からお客様同士の間隔を広めに取り、4名からの小グループでのお食事にもご利用いただけるようになりました。
開放的な酒蔵は、通気もよく安心してご利用いただける環境です。この歴史ある空間を、季節の食材を盛り込んだ和のお食事とともにお楽しみいただけたら幸いです。

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