博多百年蔵ブログ

[写真]博多百年蔵ブログ

○○の秋

秋と言えば……。

実りの秋、食欲の秋、紅葉の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、

と秋になると過ごしやすく何かと活力にみなぎる季節です。

そこで、蔵人の1人が酒造りに使われる山田錦の産地・糸島まで米農家

さんのご協力のもと稲刈りを見させていただきました。

酒造りの原料である酒米は、米農家さんのお陰で初めて酒造りができます。

天候や気候、色々な害虫と共存あるいは対峙しながら作られています。

そんな手間暇かかった稲穂が、たわわに実りとても綺麗だったといいます。

この日は、稲を刈っている最中に様々な動物が見られました。

カラス、サギ、トンビ、それから猪まで....(笑)

こんな秋の香りを感じながら百年蔵のお酒を楽しんでみてはいかがでしょう。

お酒で咲かそう、暮らしの花(生酒・しぼりたて純米酒 編)

稲作が伝わったころから始まったといわれる、酒造り。
中国の歴史書「魏志倭人伝」には日本人がお酒を好むとする記述もあるそうです。

このように日本酒は長い歴史を誇りますが、ごく近年、頻繁に飲めるようになったお酒に「生酒(なまざけ)」があります。通常、日本酒は一度ないし二度の「火入れ(加熱処理)」を行い、酵母の発酵を止めて長期保存可能な状態にします。
しかし、「生酒」は一度も火入れをしないのが大きな特色で、生鮮食品と同じような扱いが必要なため、冷蔵技術や流通が発達していなかった昔では、酒蔵に行くほか味わう方法がありませんでした。

「2020年ワイングラスでおいしい日本酒アワード・メイン部門」で最高金賞をいただいた「しぼりたて純米酒」は、当社自慢の生酒です。

ほかに「生」と付くものは「生詰酒」と「生貯蔵酒」がありますが、どちらも一度は火入れをしています。対して当社の「生酒」はまったく火入れをしないので、「本生」とも呼ばれます。

味わいはフルーティーでフレッシュな甘みと酸味があること。通常、お酒は冬場に仕込みますが、当社は1年中仕込めるサーマルタンクを使用しているため、四季を通じて酒造りを行なっています。
よって一年中、しぼりたての「生酒」を提供できるのです。

製造直売所ではお客様の目の前で、酒樽から瓶詰めをして販売。オンラインショップでのご購入も可能で、お届けもできます。冷蔵庫で保管し、2週間以内にお召し上がりください。

10月1日は「日本酒の日」。
新米で酒を仕込むこの季節は、酒造りの元日といわれていたそうです。現在は「日本酒で乾杯」の日に制定されています。生酒の「しぼりたて純米酒」をはじめ、博多百年蔵のお酒でお楽しみいただけますと幸いです。

お酒で咲かそう、暮らしの花(百年蔵のご紹介 編)

心をこめてつくったお酒を当社の命とするのならば、酒蔵はその母です。今回は「百年蔵」の愛称でも親しまれている酒蔵のご紹介をさせていただきます。

博多百年蔵 外観

福岡の歴史を遡りますと戦国から江戸時代にかけて名を馳せた黒田家へ結びつきます。黒田官兵衛はNHK大河ドラマでも取り上げられたので、ご記憶の方も多いかと思います。石蔵家はもとは播磨国の石蔵村の出身で、この黒田官兵衛に仕えていました。

徳川家康公から関ヶ原の戦いをたたえられた黒田官兵衛と嫡男・長政は、筑前福岡藩主の命を受け姫路から博多へやって参りました。これに伴い石蔵家も博多へ渡り、廻船問屋(海運業)などを経たあと、江戸後期になって酒造りを始めました。

黒田如水像 ※福岡市博物館蔵

国登録有形文化財にも指定されている現在の蔵は、1870(明治3)年に建築された第二酒造場にあたります。
補修や改装を重ねてはいますが、大きな梁や柱、壁、階段などは建築当時のままに残っています。特色としては高い天井と、今では見られることが少なくなった漆喰の壁でしょう。酒造りには製造や貯蔵の過程で大きな桶が必要とされます。天井はそれらが十分に作用するための高さを誇っています。また酒造りには一定の気温であることが欠かせませんが、漆喰の壁は湿度の調節のほか、断熱にも優れているという面もあります。蔵は酒造りの機能の一旦を担っているのです。

大きな梁や漆喰の壁が一望できるエントランス

場内の直売所は以前の貯蔵庫にあたり、桶やタンクを置いていました。レジカウンターの奥にある太い棒はお酒を搾るために使われていたハネ木です。ほかにも酒造りのために利用していた箇所はたくさんありますので、少し紹介いたします。

製造直売所にある ハネ木

年間約100組もの披露宴が行なわれている百年蔵ホールは、以前は米を磨く精米所や瓶詰めした商品を置く製品庫として利用されていました。高い天井ぎりぎりまでお酒が積まれていたということだから驚きです。

百年蔵ホール( 旧:精米所・製品庫)

また、製造直売所に入った右側の壱番蔵はお米を洗う洗い場、お米を蒸す釜場でした。外観から見える大きな煙突はこの壱番蔵につながっており、米を蒸す際の蒸気が出ていました。

壱番蔵(旧:米洗い場・釜場)

そして、皆様が通られる中庭。こちらでは瓶詰めが行なわれていました。真ん中の小さな煙突と釜についてよくお尋ねがありますが、こちらは酒造用具を煮沸殺菌するためのものでした。

中庭(旧:瓶詰場)

 

皆様に愛される酒蔵ですが2011年秋に漏電による火災事故が発生しました。お酒の神様が味方してくれたのでしょう、損害は少なく、大きな梁など残された骨組みをいかして再建し、かつての風景を残すことができています。

日本酒により親しんでもらうこと、地域の方とのふれあいの場を作りたいという想いで蔵の一部を公開してから、およそ20年が経ちました。この時間を重ねた建物のなかで催される婚礼パーティや宴会は思い出深い特別なものになると、有難いお言葉をたくさん頂戴しております。

また最近では、新型コロナ感染拡大防止の観点からお客様同士の間隔を広めに取り、4名からの小グループでのお食事にもご利用いただけるようになりました。
開放的な酒蔵は、通気もよく安心してご利用いただける環境です。この歴史ある空間を、季節の食材を盛り込んだ和のお食事とともにお楽しみいただけたら幸いです。

お酒で咲かそう、暮らしの花(特定名称酒とは?編)


写真提供:フリー写真素材ぱくたそ

「同じ銘柄でも、大吟醸酒や純米酒などで分かれているけど、これって何が違うのかしら?」

お客様からのお尋ねで多い質問のひとつです。
大吟醸酒、純米酒などは『特定名称酒』と呼ばれています。

日本酒の原料であるお米の磨き方や醸造アルコールを加えるか否かによって、以下のように『特定名称酒』の呼称が変わり、それぞれ特色のあるお酒が醸し出され、味わいや風味の違いが生まれます。今回は、その大まかなところをお伝えします。

【特定名称酒の分類】


■お米の磨き方の違い

特定名称酒の区分は、お米の磨き方の比率がひとつの特色です。

お酒の原料となるお米は酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)といって、おいしい日本酒のために品種改良されたものを使います。一般的には酒米(さかまい)といい、当社で用いている「山田錦」はその代表格です。

酒米はそのまま使うのではありません。デンプン質が集中する心白(しんぱく)とよばれる中心部を主に使います。表層や中間層に多く含まれるたんぱく質や脂質は雑味の原因となるため、米粒の表面を削ります。これを専門用語で 磨く といいます。

よく磨いたお米で造った吟醸酒系のお酒は、雑味がなく、すっきりとした味わいになります。また、「吟醸香(ぎんじょうか)」と呼ばれるフルーティな香りも出ます。バナナや青リンゴの香りに例えられることが多いです

一方、純米酒や本醸造酒はお米本来の旨味を存分にいかしたお酒といえるでしょう。飲みあきず、和食などにもあいやすいため、晩酌など食中酒としてよくご愛飲いただいています。

 

■醸造アルコールを添加するか否かの違い

本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒などの本醸造酒系のお酒は、基本的なお酒の原料に加えて、醸造アルコールを添加するのが特色です。

米と米麹、水だけで十分おいしいものができるのに、なぜ醸造アルコールを加えるのか、それには理由があります。

醸造アルコールには、雑味を抑える効果があり、日本酒の香りや味わいに変化をつけることができるのです。すっきりとキレのよい辛口で、香りが高いものになります。

もろみを搾る直前に加えられるアルコールは、日本酒の個性をさらに引き出してくれます。
いわば、酒蔵が皆様にご提案したいと思う風味や味わいを存分に表現できるもの。

なお、博多百年蔵の製造直売所では、試飲コーナーを設置しております。
ラベル表示をご覧になりながら、ぜひいろんな味わいをお楽しみいただければと存じます。

お酒で咲かそう、暮らしの花(日本酒の温度編)

お酒はお好みでおいしく飲んでいただくのがいちばんです。
しかしながら実は日本酒には、それぞれにおいしいと感じられる温度があるのはご存知でしょうか。

かの福沢諭吉は行灯(あんどん)の上に徳利を吊るしておき、頃合いになっていただく、「あんどん燗」なるものを好んでいたとか。
このように、日本酒をあたためて飲むことを「燗付け」といいます。
お燗することによりお酒の持ち味が引き立つ効果があり、「燗映え」「燗あがり」ともいわれます。

燗酒にはよく耳にする「熱燗」、「ぬる燗」、「人肌燗」などといくつかの表現があり、それぞれに目安となる温度が設定されています。

一方で、冷やして飲む冷酒がお好きな方も多いでしょう。
こちらには「涼冷え」「花冷え」「雪冷え」など、こちらも情緒ある言葉があるようです。

ちなみに「冷や」というのはもともとは常温で飲むことを指します。

 

<日本酒の温度による呼び方>

日本酒の温度表

また、日本酒は温度によって驚くほど味わいが変わります。

冷酒 燗酒
全体 シャープになる まろやかになる
香り クリアになる ふわりと広がる
甘み 抑えられ、スッキリする 引き出される
酸味・苦味・渋み シャープに、刺激が増す 一体化し、旨みが出る


純米大吟醸や大吟醸は冷酒だと香りが際立ち、華やかな吟醸香が楽しめます。
純米酒や本醸造酒などは燗酒にすると、旨みが引き立ちます。

温度の違いによる味わいの変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

~日本酒 こぼれ話~

日本酒を選ぶ際、「辛口ですか?甘口ですか?」と尋ねられた経験はありませんか。
これには、数字で裏付けられた日本酒度が関係しています。

日本酒度とは酒に含まれる糖分を計測したもので、糖分が少なければ「(プラス)」、多ければ「(マイナス)」で表されます。
糖分が少ないほど辛く感じるため、「」は辛口、「」は甘口となります。

下記は当社の銘柄の日本酒度別に並べたものです。お選びの際に、ぜひご参考ください。

 

<日本酒度による辛口・甘口>

【お酒で咲かそう、暮らしの花(日本酒の温度編)】

 

 

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