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古くから大陸との交流の玄関口として、そして商人の町として栄えてきた博多。
博多百年蔵の周りには、博多の永い歴史を物語る神社や仏閣、そしてお祭りがいっぱいです。
櫛田神社
博多の総鎮守として1200年以上の歴史を有する櫛田神社。
「お櫛田さん」の愛称で広く市民に親しまれ、不老長寿・商売繁昌の神社として信仰されています。
博多の街に夏の訪れを告げ、全国的にも知られる「博多祇園山笠」は当神社に祀られる祇園神への氏子の奉納神事です。
十日恵比須神社
毎年博多の街で最初に行われるお祭り「十日恵比須 正月大祭」で有名な十日恵比須神社。
正月大祭の期間中(1月8日~1月11日)には100万人もの人出で大変な賑わいとなります。
商売繁昌の神様「えびす様」と、縁結びの神様「だいこく様」がお祀りされており、400年以上に亘って、博多の人々の商売繁昌・縁結び・家内安全等の想いの支えとなってきた神社です。
東長寺
空海(弘法大師)が創建したお寺としては日本で一番古いお寺です。
大同元年(806年)に、唐から帰国した空海(弘法大師)が、真言密教が東に長く伝わるようにと祈願して、創建したと伝えられています。
近年では、4年の歳月をかけて彫刻され木造坐像では日本最大級の「福岡大仏」や、純木造総檜造りの「五重塔」が完成しています。
聖福寺
聖福寺は、建久6年(1195年)に創建された日本で最初の禅寺です。
境内は国の史跡に指定されており、後鳥羽上皇より贈られた、日本で最初の禅寺であることを意する「扶桑最初禅窟(ふそうさいしょぜんくつ)」の額が納められています。
承天寺
承天寺は、仁治3年(1242年)に創建され、寺蔵の釈迦三尊像(鎌倉期)、禅家六祖像(鎌倉期)、銅鐘(高麗時代)は国の重要文化財に指定されています。本堂の方丈の前には立派な石庭「洗濤庭(せんとうてい)」が広がっています。
また、承天寺の開祖、聖一国師は宋から「うどん」「そば」等の製法を持ち帰り粉食文化を広めた人物といわれ、境内には「饂飩蕎麦発祥之地の碑(うどんそばはっしょうのちのいしぶみ)」がたてられています。
崇福寺
黒田官衛兵(如水)や長政の墓碑がある、福岡藩主黒田家の菩提寺です。
境内には古くから庶民が信仰するお地蔵様がたくさん並び、地域の人々が毎日参拝に訪れています。
福岡県立福岡高等学校
福岡県内で有数の進学校である福岡高校。博多百年蔵とはおよそ1世紀にわたってお隣どうしの関係です。
昭和4年に竣工した現在の校舎(本館)は、県内で唯一残る旧制中学校の校舎で、建築当時の構造や質の高いデザインがそのまま残る貴重な建築物として、県の指定有形文化財になっています。
また、近時では、博多祇園山笠の期間中に「千代流」の舁き山が校内に入ることが恒例となっています。舁き山が入る唯一の高校。
博多部に位置する歴史ある学校ならではの光景です。